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  お香典返しの当日返しと後返しについて

コロナが第五類になって世間は元に戻りつつあると思いますが、身近なところでマスク着用の習慣化など生活習慣の変化、冠婚葬祭についての変化があります。

香典返しにおいては四十九日などの法要後にお返しをする「後返し(あとがえし)」が一般的ですが、コロナ以降においてはお通夜や葬儀に直接お返しをする「当日返し」をされるところが多いと感じます。

「当日返し」は参列された方にあらかじめに用意した返礼品を渡すので、ご遺族にとってシンプルでかつ送料がかからないお返しの方法です。
しかし、御香典金額が事前に分かるわけではないので贈り分けというのが難しいです。
なので高額な御香典の場合、後日改めて追加のお返しを用意したりする手間が発生することもあります。
また、すべての方にお渡しするので、選ぶ商品も無難なお品をご用意する必要があります。

「後返し」はいただいたお香典に合わせて返礼品を贈る方法です。
法要後に手渡し、発送したりしますので当日参列された方の手荷物の負担にならないです。
葬儀のあと、いただいた金額を把握しながらお相手のことを考えて故人にゆかりのあるものを選ぶなどの心遣いをする時間的余裕があります。
また昔ながらの贈り方なので、きちんとした印象があります。
しかし、ご遺族にとって葬儀の前後はやらなければならないことが多く、慌ただしいものです。
そんな中に後返しのリストの作成などの手間が追加となると大変な思いをするかもしれません。
ですが、後返しのタイミングは基本的に法要日から1カ月以内に贈れば大丈夫です。

以前、他社で当日返しをした後に追加のお香典返しを当店でご注文いただいたお客様とお話をした中で、そのお客様が
「準備でいろいろ慌てていて、当日返しで済ませちゃったけれど、落ち着いてから、ちゃんと後から選べば良かった」との一言がどうしても忘れることができずにずっと覚えています。

当シャルメではお客様とのお話を伺ったうえで、商品のご提案をしております。
ご来店されるお客様は「何を贈ったらいいのだろう」と迷われて来店されるお客様が多いです。
店内でご家族とご相談されたり、当スタッフと返礼品や金額の相場の話をして、商品を決めていただいています。

「当日返し」も「後返し」も良いところとそうではないところもございますので、参列者の数やご家族の様子を見て相談しながら、「あの時こうすれば良かった」とできるだけ心残りが無いように選ばれるのが良いと思います。


不明な点等がございましたら、当店までご連絡ください。
またマナー等はシャディのこちらからでも確認ができます。





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